20190225日(月)〜28日(木)19:30

場所:高円寺K’s studio 

 

第一部(即興演劇上演)

出演

今井敦

真紀史(はえぎわ)

窪田壮史

佐藤拓之

 

ゲスト出演

松浦佐知子(02/25) 

中島忠昭(02/26)

山本真由美(02/27)

倉品淳子(02/28)

 

第二部(トーク)

小池竹見(02/25)

野崎美子(02/26)

多和田真太良(02/27)

西山水木(02/28) 

 

聞き手:絹川友梨


「実践と対話」vol.1


演劇大学連盟シアタースポーツ(tm)

2017年に芸術劇場で「即興演劇」が上演されることには大きな意味がある。
ググれば1秒で世界中の情報が得られる時代。
しかしそれは「誰か」の情報でしかない。
血肉ある「我ら」の情報は、人々がひとつに集まり、
分かち合うことでしか得ることはできない。
その場が劇場である。
 ここで披露されるのは、人間にしかできないことだ
(どう考えてもロボットにはできそうにない)。
「指示」されるのではなく、自ら考え判断し表現する。
仲間を助ける。湧き上がる衝動に従う。遊び心を持ち続ける。
若者たちに即興演劇をする場を提供することは、将来への投資でもある。
 「シアタースポーツ™」は、元ロイヤルコート劇場の
演出家キース・ジョンストンによって考案され、世界中で上演されている。
しかし日本ではまだ知られていない。
日本では、台本があり演出家に指示されないと怖くて舞台に立てない
という俳優が沢山いるし、そういう演劇でないと興行として
成り立たないと考えられている。
しかしそうだろうか。
台本も演出ないスポーツのほうが多くの観客を動員しているのは
なぜだろう(多ければいいということでもないが)。
 最後に「シアタースポーツ™」を演目として認めてくださった
演劇大学連盟と芸術劇場、私と一緒に冒険してくれた学生たち、
ご来場くださったお客さまに深く感謝をします。
絹川友梨(演劇大学連盟「シアタースポーツ」パンフレットより引用)