日本の演劇人よ国際学会に出よう〜!

国際演劇学会に参加してきました。
知り合いが誰もおらず、どんな雰囲気なのか全く知らないままのエントリでした。
しかし帰国した今、声を大にして言えます。
演劇人よ国際学会に出ようー!
学会の参加の仕方。
学会のテーマを見て、そぐう内容があったらアブストラクトを出します。キュレーターが数人いて、その人たちが、発表者を決めたようです。発表は  ヶ月前に連絡が来ました。
私の場合、学会テーマはアーバンだったのですが、
私の研究とはまったくそぐわないものでした。
ただサイトを見ると、ニュースカラーの枠があり、そこは
新しい研究者のために用意された
枠であり、テーマにそぐわなくてもいいということで、
その枠で応募しました。
英語の壁。
内容もさることながら、
これが一番大きいですね。
私の場合は、自力で書いた英語アブストラクトを
夫と指導教官に見てもらい、一度、ゼミで発表練習をしました。
実際はアブストラクトよりも、口述発表の準備のほうが大変で、
これに4日間かかりました。。
発表内容。
発表された内容は、多くの時間をかけたリサーチというよりも、
演劇紹介、研究紹介というニュアンスが強く、
え、そんなので発表してしまえるの?という内容も
正直かなりありました。
ただそういう発表に対しても、オーディエンスは好意的で、
高圧的な質問は少なかったです。
むしろ、いろいろな演劇があるんだなー
民俗芸能とかーという感じで、
リラックスして、さまざまな国の演劇を巡ったという印象。
そういう意味で、久々に、演劇にどっぷり浸かった感じで
嬉しかったです。
みんな演劇好きが集まっていますからね。
国際演劇学会のユニークなところは、
ワーキンググループがあること。
希望すると、自分の興味に近いグループに入ることができます。
そのために審査があったり、紹介者が必要だったりはしません。
希望すれば参加できます。

同じカテゴリー(ニュースカラー)で発表した仲間と選んでくれたピーター先生(ケルン大学)