100人の参加者に対応するためには、
ファシリテーター1人では難しいので、
アシスタントを募集することにしました。
でも誰でもいいというわけではありません。
アシスタントの役割を理解して、
参加者にこころを寄せることができる人。
こう書いても
「それなら私・僕にもできるよ〜」と思う大人は多いかも。
一見簡単そうに見えるんですよね、アシスタントは。
しかし20年の経験から言うと、
アシスタントに向いている人とそうでない人がいるみたいです。
どんなに当人が
「高校生のお手伝いがしたい」
「ワークショップを学びたい」と思っていても、
実際の行動は真逆だったりする場合もある。
- 参加者を見ていない
- 自分だけが楽しんでしまう
- 楽しみすぎて自分を見失ってしまう
- 参加者の表現を待つのではなく、
- 「こうすれば」と答えを与えてしまう
- いつの間にか、参加者はその人の指示を仰ぐようになる
- 結果的にその人が参加者より目立ってしまう
本人に自覚がない場合、
ワークショップという参加者が主役の場が
いつの間にか、アシスタントが主役。
になってしまいます。
本人はきっと
「役に立ちたい」とう気持ちで関わってくれたと思います。
しかし結果的にはそうでない行動をしてしまう。
そういうケースも多々みてきました。
さらに
アシスタントに向いている人が
かならずしも、ファシリテーターに向いているかというと
そう言い切れないところもあります。
上記の方のように
アシスタントには向かないけれど
リーダー的な立ち位置だと、自分の良さを発揮できるとか、
ワークショップというより、自分の意見を明確に打ち出す必要のある「演出家」の立ち位置だと、人に感謝される存在でいられるとか
そういう方々もいらっしゃいます。
いずれにしても
人選は大事な作業。
今回は以下のような文面で募りました。
絹川のやり方に賛同してくださり、
Co-クリエイティブな関係で関わってくださる方。
演劇ワークショップのファシリテーター経験者もしくは将来演劇ワークショップのファシリテーターをやりたいと考えている方。
経験ある無しよりも、真摯に高校生と向き合う気持ちのある方・彼らの声を聞きたいと思っている方を希望します。
逆に「ワークショップはお金儲けになるから」「研究対象として利用したい」などセルフセンタード(自己中心)の理由の方は、今回は目的がそぐわないと思います。
どんな方々が集まってくださるかな???