ある県の高校演劇連盟から、
高校生を対象としたインプロのワークショップを依頼された。
実施は今年の5月。
対象となるのは高校の演劇部に所属している生徒たち。
参加者は100人。
参加者100人。
100人。
しつこい(苦笑)。
ワークショップとしては多いよね〜(苦笑)。
時と場合と人によるだろうけれど、
通常の演劇ワークショップは
12〜26人ぐらいが定番人数かな。
ワークショップの主役は参加者。
参加者が100人とすると、
ここでは100人の主役が登場することになる。
まるで蜷川幸雄さんのお芝居みたい。
しかしそんなにたじろいでいないのは、
以前に別の地域で、
高校演劇部100人のワークショップを
やった経験があるから。
100人は無理だろ〜と思って臨んだけれど、
最初からメチャクチャ盛り上がって、
高校生も先生方も楽しそうだった。
私も楽しかった。
だからきっと今回も大丈夫だろう。
頭の中で、
その時に工夫したアイデアや盛り上がったゲームが
浮かぶ。
その時は、WSのデザインをずいぶん工夫した。
ゲームはもちろんのこと、
100人がもれなく参加できるような仕掛け
意義を感じてもらえるような説明
しかもその場で終わらず、次にも活かせるようにと
会場作り、ペアの作り方、シェアの仕方、
ずいぶん工夫した。
アシスタントには
高校演劇部のOB/OGにも来てもらって、
しっかり打ち合わせをした。
しかし考えてみると、
それ以来ワークショップの依頼はいただいていないので、
もしかしたら、良かったと思っているのは私だけで、
実際に参加した生徒さんや先生がたにとっては
まーまーの感想だったのかもしれない。
うむ。
あまり楽観視しないほうがいいかもしれないなぁ〜。
前回とは参加者も異なるわけだし。。
よし。
できることを最大限やっていこう。
繰り返すのではなく、もっと工夫していこう。
いろいろ試みよう。
そんな経緯で、
「高校生100人WSプロジェクト」はスタートします。