コロンビア15日目_その2

昼クラス:昨日やったロングフォーム「ドミノ」の続き。その前に「ミラーエクササイズ」の変形バージョンをやったら、それが意外に盛り上がってお〜。日本とは異なる盛り上がり方/盛り上がらない方をするので、エクササイズを紹介するたびにドキドキする(苦笑)。こういう刺激は国内ではなかなか味わえないと思う。その後ロングフォーム「トレイントレイン」。説明に時間がかかってしまった。こちらの人たちは遠慮なく発言する人が多く、フィードバックでも話が途切れない。素敵だなと思うのは、他者のパフォーマンスについて「演じてくれてありがとう/パーソナルな物語をシェアしてくれてありがとう」という言葉が出ること。「いい/悪い」ではなく「感謝」なのだ。こういうものの見方は、日本人も見習うべきかもしれない。

お昼は学食を食べながら、チリから来ている2人にインタビュー。ビビアナ(女性)はずいぶん年上だろうと思っていたけど、年上なのは私のほうだった(苦笑)。国情勢が悪化したためスェーデンに移り住んだこと、そこでインプロを知ったことなどを打ち明けてくれた。丁寧に記事にしていきたいと思う。

アパートに帰って、夜クラスの準備。今日は最後のクラスなので、日本からもってきたお土産を持っていくのだうっしっし。5時からのインタビュー&撮影で嫌な気持ちになったけれど、自分の気持ちに正直に断って良かった。無理にインタビューに応じなくて良かったと改めて思う。

夜クラス。せんだみつおゲームから始まって、2人シーン(さまざまなバリエーションで)をやった後、ロングフォーム「ナンバーズ」を紹介。日本ではステレオタイプのシーンになりがちなのだけれど、丁寧に演じることによって、なんだかものすごくかっこいい作品になった。その後、日本からのプレゼントを全員に。びっくり喜んでくれて、みんな嬉しそうで。逆サプライズで、みんなから記念の写真やYURIと書いてあるコロンビアのサッカーチームのユニフォームをもらった。一人ひとり挨拶に来てくれて、目をうるうるさせながら感謝の気持ちを言ってくれる人たちもたくさんいた。

どうしよう、こんなに感謝されて。。。
ありがたい。みんなすごい。こんな私から、そんなにたくさんのことを学んだなんて〜。すごいすごい。みんな。
ワークショップをやって、こんなに感謝されたのは初めてだ。。

アパートに帰宅。明日の朝ワークショップで、すべてのWSは終了。毎日が体力知力勝負だったけれど、ここまで長く滞在すると、このままこの環境が一生続くんじゃないかとまで思えてくる。彼らと二度と会わないなどと誰か想像できるだろうか?