コロンビア1日目

コロンビアのボゴタに到着。
成田国際空港からヒューストンまで11時間、
ヒューストンで2時間のトランジットを経て、4時間でゴボタ。
合計17時間〜。
 
空港について真っ先にしたのが、コーヒーを飲むこと(コロンビアだから〜)。
でもマックのコーヒーみたいでした〜(涙)。
明日に期待。
 
今回のオーガナイザーのジオジオが迎えにきてくれて、大学のアパートメントへ。
ここに2週間滞在して、インプロの授業をすることになってます。キッチンやリビングもあって快適に暮らせそう〜。この授業はユニークで、4人の先生(イスラエル、フランス、コロンビア、日本)が、2週間づつインプロを教えます(1回4時間/全8回/2クラス)。毎年いろいろな国から講師を招聘しているのだとか。しかもこの授業はここの大学生でなくてもオーディションで受かれば参加できるのだそう。50%は地元のコロンビア人だけど、あとはチリ、イスラエル、メキシコなどの国からも参加しているのですって。
 
ざっくり今までのクラスの内容を聞くと以下。
(1週目)インプロの基礎(キースジョンストンがベース)(2週目)フィジカルに着目(ノンバーバルなロングフォーム4つ)(3週目)アインシュタインの相対性理論からヒントを得たロングフォーム。「とにかくいろいろなロングフォームをやりたい/知りたい」というムードがムンムンと伝わってきます。
 
コロンビアのインプロ事情:コロンビアでインプロが始まったのはここ20年ほど。
シアタースポーツなどショートフォームよりはロングフォームが主流なのだそう。
 
私はこの授業の最後の講師になるのですが、話を聞いていると、もうすでに「ロングフォームだらけ」なので、私はむしろフォーマットが無くて、フォーマットを「見つけていく」というアプローチをしてみようかなと今は考えています。
 
海外でワークショップをするとき、必ず先方から「日本流」を求められます。そういう期待に出会うたびに、自分にとって「日本人であることは強みである」と感じるのですが、それと同時に「日本とは/日本人とは/日本人である自分とは何か」という問いを突きつけられ、いつもうまく説明できなくて、ちょっとパニックになります。
 
ただこういうとき絶対やりたくないと思っていることは、「これは西洋人の前だけでしかできないな〜。日本人の前でやったら恥ずかしいな〜」と思うようなこと。相手の期待に答えようとして、相手が期待する日本人像を演じてしまうこと。例えば海外の日本居酒屋がやっているような「ステレオタイプの日本」。「そんなの本当の日本じゃ、誰もやってないだろう〜?」と突っ込まれそうな振る舞いや態度。そういうことはやりたくないなぁ〜と思います。そういう意味で、今回もこの問いに答えるための旅になりそうです。