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その次に行った水族館「アクアマリンふくしま」は親子連れでいっぱい。「ほら見てごらん!」親が子供に声をかける。親の言葉かけは子供の興味関心に影響を及ぼすと言われている。ピッツバーグ大学の研究「博物館の展示を見る親子達の会話の分析」によると、男の子を持つ親は、自分の子供に、いわゆる”男の子っぽい”ものの展示(戦車や機械など)を長く見せ、言葉をかける。可愛いものは素通り。逆に女の子だと可愛いものの前に長くいて「見て可愛いね!』と声をかける。このような無意識の親の声かけや興味の引かせ方が「男の子/女の子」らしさに影響があるのではないかという。
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さて。この水族館では、たくさんの親御さんは「見て、綺麗ね〜」で終わりだった。ちょっとだけでいいから興味を刺激するような声かけをしてあげるといいのにな〜。例えば「ウロコの色は何色あるかな〜?」とか「この魚たちどうして群で泳いでいるんだろ〜?」とか。そういう親の声かけで子供は(喜んで)もっと観察したり考えたりするのにな。親子の会話も豊かになるのにな。親子さんがそういうプチ知識を持っているといいのにな。「褒めて育てるthat's all」といった自己啓発的な知識だけではなく。
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