「ほぼ日イトイ新聞」の素敵さ

「ほぼ日イトイ新聞」の活動には、いつも惚れ惚れしている。あんな風に人々が集まり、クリエイティブにワイワイ面白いことを企画実践したらどんなに楽しいだろうと外側から思う。きっと内的には仕事に難航することもあるのかもしれないけれど。その憧れの「ほぼ日」が「いい人」を探している。案内文を読んだら、またまた素敵に熱い。わたしが応用インプロのネットワークに「こういう風にみんなが関わってくれるといいな」ということが、そのまま文章になっていた。ということで、長文ですが、引用させていただきます。それにしても、こんなにクリエイティブな場をつくっているイトイさんは素晴らしい。場づくりの天才だ。クリエイティブな人は世の中にたくさんいるけれど、そういう人達がチームとして集まり活動を実現化できることは、そんなに簡単ではないだろう。


以下「ほぼ日イトイ新聞」より引用。


商品事業部門のミッションは、
「もの」や「こと」を通して「いい時間」を提供すること、
それによって、人によろこんでもらうことです。

商品だったり、イベントだったり、サービスだったり、
「もの」や「こと」のかたちはいろいろですが、
少人数のチームが企画から販売、アフターケアまで、
一貫してプロジェクトを担当するところに特徴があります。

チームのメンバーに、おおまかな役割分担はありますし、
そのなかで培われるノウハウもありますが、
人数がすくないこともあり、
それ以外にやらないといけないことがたくさんあります。

ですから、それぞれのメンバーは、
企画なら企画、デザインならデザインと、
決まった範囲の仕事だけに専念するのではなく、
お互いの動きをカバーしながら、
そのときどきで自分がやれることを探して、
全力でやってみる必要があります。

これはたとえて言うなら、
ゴールに向かって一心にボールを蹴り込んでいくときの、
サッカーチームの動きに似ているかもしれません。

メンバーとつねに連携して
コミュニケーションをとる必要があるし、
状況に応じて、いろいろなことをやらないといけないし、
それが得意なことばかりとはかぎりません。

しかし、ゴールに向かってすすむとき、
何をどうやるかは自由なのです。

だれかに頼まれるのではなく、自分たちがやりたいことを、
自分たちが納得いくまで考えて、かたちにし、
自分たちが思うように、その魅力を伝えることができます。
ボールをどうするかは、自分たちにかかっているのです。

それだけに、もしもうまくゴールできたとき、
つまりお客さまに受け入れてもらえたときには、
ほかでは味わえないほどの、
大きなよろこびを感じることができます。
大観衆がとりまくスタジアムでゴールを決めたときの
爆発的なよろこびを想像してみてください。