自戒の念:書くことを怠るなかれ〜!

ご無沙汰しております!

すっかりブログを怠けています(苦笑)。

今までは、ほとんど毎日アップしていたのに、去年から今年にかけては、なんと半年も怠けています。フェイスブックやツィッタ〜といった、簡単にアクセスして書き込みができるSNSにどうしても惹かれてしまいます。また大学院での研究が始まってからは、研究のことは一切書くことができませんので、自分が一番興味をもって力を注いでいるトピックを書けないことで、なかなか筆が進まないという理由があります。よくないですわ〜。

書くことで分かる

 人間は自分の考えていることを「ああ、自分はこういうことを考えているのだな」と認識するためには、「書く」か「しゃべる」かの作業が必要だそうです。この自分を客観的に知ることをメタ認知といいます。メタ認知は人間しか持っていないと言われ、高度な機能だと考えられています。

 さて「フェイスブックやツィッタ〜を眺めていると、友達のリア充で幸せな書き込みや写真に刺激されて、な〜んとなくの「不安」「羨ましい気持ち」「疎外感」などを感じることがあります。この「な〜んとなく」が曲者で、この根拠なき主観的な感覚は、自分でコントロールすることができず、自分が振り回されてしまう。自分の時間は自分のものなのに、いつのまにか他者のことを考えている自分がいる。

 そんな時に有効なのが「書く」とか「しゃべる」かです。自分のな〜んとなくを、一度自分の中から出してみて、それを客観的に眺めてみる。そうすることで、自分のな〜んとなくの正体が分かってくる。少なくとも、さっきまで重かった心がスッキリしてきます。心が重いと、行動が止まってしまいます。心が軽くなることで、何か行動しようかなという気持ちになります。

 さて私はずいぶんとブログをサボっておりまして、それは同時に「書くことで自分を知る」という作業も怠っていたということになります。よくないですね〜(苦笑)。これからは気持ちを入れ替えて、もっと自分との対話を続けていけたらと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします。


ご報告

 

 東京大学大学院に入学して3年。ようやく修士論文を提出して、修士課程が終了しました(大変でした〜!)。そして先日、博士課程進学への口述試験を受けまして、教授たちからはいろいろ厳しいことを言われたのですが、なんとか無事に進学することができました。

 「この年になって、よくも頑張ってるな〜」と自分でも関心してます。教授陣からは厳しいことを言われますし、自分の子どもぐらいの年齢の若い人たちからもバカにされたりすることもあるし、いい年こいてこんなことも知らないのかという自分のバカさにも辟易します。別に博士課程に進まなくても、ちゃんと仕事はあるし、生活に困ることはありません。進学さえしなければ、大学の先生として社会的には尊敬される立場でもあります。

それでも私を駆り立てるものがある。それは「知らいないことを知りたい」という好奇心です。それからちょっと偉そうなのですが、「おばさんになっても博士課程へ進学できる」という道を切り開き、布石をつくり、私の後に続く、たくさんのおばさんたち(多分わたしより優秀な人たち)の夢の指針になれればいいなとも思っています。夢を諦めないで!って言いたいです。

ということで、4月からも女子大生を続けま〜す(苦笑)。