【報告その6_研究者たち】AIN国際カンファレンス


RESARCHERS

 このカンファレンスには少数派だけれど研究たちも集まっている。

ニューロサイエンスのMario Muellerや教育学者のChristian F.Freisleben-Teuscherなど。

 

昨日はアメリカ人のサム(ニューロサイエンス)と話をした。彼は科学者対象のインプロワークショップをやっているのだそう。理由:科学者は未知の世界を探索する。それは怖いことでもあり、失敗する可能性も高いし、リスクが伴う。探索的に研究を進めるなかで、当初の仮説(仮ゴール)が成り立たなくなり、模索する中で(不安いっぱい)、新しいゴールを見つけていく。これらは科学者が必ずといっていいほど通る道だけれど、そういった状態について科学者同士で共感的に話をすることは少ない。研究者の活動をサポートするために、インプロのワークショップは効果的だという。わたしは科学と現場に橋渡しができればと思っている。彼は科学者のサポートにインプロを応用している。領域は近いけれど、方向性が違うところがとても興味ふかい。

 

なお、このカンファレンスが終わったら、応用インプロの資料を集めて、ネット上で「ライブラリー」を形成するためのミーティング(スカイプ)が行われることになっている。