
2日間のプレビュー公演を経て、昨晩はオープニング公演でした。
テクニカルリハーサルにとても時間がかかってしまい、ドレスリハーサルが1日延期になり、プレビュー公演前は、1回しかゲネプロ(本番と同じ状態で公演する:ストップしない)ができませんでした。
不安なままの本番でしたが、この2日間のプレビューによって、かなりお芝居が落ち着いてきて、オープニングは非常にいいコンディションだったのではと思います。
まずは無事、幕が開いてホッとしています。
手前味噌ですが、わたしへの評判はなかなか良く、ありがたい言葉をいただいています。以下は、共演者の前では自慢できないので、このブログで自慢しちゃいます!
演出家のコリンからは「Such a small wonder!」と言われています。
直訳すると「なんて小さな不思議ちゃんなんだ!」ってことなのですが、ポジティブな意味があって「カラダが小さいくせいになんて面白いんだ」って感じです。
動きのセンスについても「ユリをお手本にするといい」といわれてます。
多分、他の役者さんたちはシリアスな演劇かミュージカルしかやったことがないので、抽象的な表現などのセンスがなかなか掴めないのかも。日本の演劇はもっと抽象度の高い作品もありますし、私はそういうのに慣れているし、ルコックなどの技法もちょっとはかじったことがあるので、そういう意味で得をしているかも。
戯曲作家のスチュワートからは、「出演者の中で、ユリが一番ブレヒトを理解している演技をしていた」と褒められました。これも上記の理由と同じで、きっとわたしはそういうお芝居に慣れているのだと思います。
オープニング公演では、おそらく私が一番「笑い」をとっていたと思います。
えっへん!
ということで、以上、「自慢話」でした(苦笑)。
失礼しました〜!