【報告その12】来年2017年は?

来年はLA!


「応用インプロネットワーク国際カンファレンス2017」は南カルフォルニアに決まりました。

  興味がある方がいらしゃったら一緒に行きませんか〜?ただし、なんとなく雰囲気だけでもという方もいらっしゃるかもしれませんが、英語ができないと大変苦労します。その点だけはご注意!

 

<今回初めて参加したジョナサン(ビクトリア)が言ってたこと>
 「事前にどんなカンファレンスなのか知っておきたかった(イメージが持ちづらい)。ネットだとよく分からない」確かにその通り。しかも英語に不安がある方々にはそうとうハードルが高いと思います。でも日本の方々で「参加してみたいけど不安〜」という方がいらっしゃったら、なにかお答えできるかもしれません。


 そもそもこのカンファレンスはインターナショナルなのに、言語の配慮がなされていません。ネットワークが国際的であるのなら、その点は考慮される必要があると思います。そういう意味でこちら側からも「英語ができなから」と言って尻込みしないで、声を出していくのは大事かも。わたしは日本で応用インプロがもっと広まって、指導する側のレベルがもっとアップして欲しいと思っているので、そのお手伝いをしたいなと思っています。

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【報告その11】ショーとか諸々。


Showもありました。

インプロのフェスと大きく違って、パフォーマンスのレベルは,,,(冷や汗)。でもパフォーマーが楽しんでいる姿は見ていて気持ちがいいですね。


その他もろもろ〜

Asian Friends!

日本以外のアジアからもたくさんのメンバーが来ていました。香港、フィリピンなど。ここにオーストラリアやニュージーランドをふくめて環太平洋地域での分科会を開こう!と話していました。

科学者のあつまり

ドイツ人の研究者グンタと。彼はいまチューリッヒ芸術大学で准教授をやっており、彼の大学では10月にインプロを研究しているメンバーによるシンポジウムが開かれることになっています。今回は、そのための打ち合わせも。わたしの研究を応援してくれる大事な友達の一人です。

飲み仲間

オックスフォードには素敵なカフェやバーがたくさんありました。

カンファレンスが終わったら、バーへ直行!というメンバーも。わたしはヘトヘトになって、珍しくナイトアウトしませんでした〜。



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【報告その10_オープンスペース】

Open Space

オープンスペースとは、参加者が自主的に手をあげて行うワークショップ。参加者も主催者なのです。それ以外の人たちは、自分の興味のあるワークショップを受けることができる。

以下の写真のように、入り口の扉に、ワークショップのタイトル/主催者/場所が掲示される。参加者は自分が受けたいものをメモして、そこに出向く。ワークショップは全部で80ぐらいはあったと思う。質についてはピンからキリまである。オープンスペースの鉄則は「自分にとって興味のないことだったら、途中退席してもいい」ということ。誰もこないワークショップもあるし、満員で人が入りきれないものもあった。


Yuri's thoughts

 今日は「どのような質問を、参加者になげかけるか?(フィードバックの仕方)」について/発達障害のある子供たちへのインプロワークショップについて/科学者のためのインプロについて/相手の態度を変えさせてないで、どのように人々のパフォーマンスを成長させることができるか?/UCB(NYの有名なインプログループ)のビジネスワークショップとグラスゴー大学で行なわれている研究についての話。などに参加した。オープンスペースは途中退席もできるので、今日はそれを試してみた。結果的には、それぞれの味をちょっとずつつまみ食いしたような感じで、わたしの空腹にはちょっと足りない感じもした。しかし、今回は「こういうことをしている人たちがいる」ということを知っただけでも大きな収穫で、今後個人的にコンタクトをとって学びを深めることもできるだろう。

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【報告その9_イエスアンド?】「イエスアンド」の議論


WHAT IS "YES AND"?

 朝から熱気だたよう土曜日。タイトルは「イエスアンドとは何か?」このセッションの司会の一人、友人のイゾルダから聞いたところ、AINはフェイスブック上会員が5000人を超え、このコンフェランスには200人ぐらいが集まっている。しかしこれだけ世界中から人が集まると、さまざまな点で齟齬が起きる。たとえば「イエスアンド」ひとつをとってみても、解釈はさまざま。そこで、今回はコンセンサスを取るために、みんなで議論することになったという。

 

 たくさんの手があがり、ものすごい議論になった。(ここでも「我々はグッドなリスナー」と言っていた人たちが、人の話を聞かず自分を主張する姿が多々見られた)でも有能な司会陣のファシリテーションによって、それぞれの「話したい」欲望はうまく消化されていった。最終的にボードメンバーからの提案(私たちは、こう「イエスアンド」を定義したいと考えています)になんとなく落ち着いた。明確な定義が決まったわけではないけれど(決めてしまうことの弊害もあるし)、「イエスアンド」を考えるきっかけになったと思う。ちなみに私の解釈「自分にイエス/相手にイエス」とか「文字面にイエスではない。ノーもイエスのうち」といった考え方は、ボードメンバーの提案の中に含まれており、自分の考え方があながち間違っていないのだなという確認にもなった。また「イエスアンド」は万能薬ではないということが、何度も強調されていた。ビジネス上/大きな災害があったときなど、「イエスアンド」では解決できないこともある。それらのケースについても、慎重に議論がなされていた。

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【報告その8_新ボードメンバー発表】

新ボードメンバー

新しいボードメンバーが発表されました〜!

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【報告その7_TALKS】AINカンファレンスinオックスフォード


TALKS紹介

カンファレンスでは「TED」風のトークが行われました。

それぞれは15分づつ。登壇者はボードメンバーから打診のあった12人。

中には本物のTEDに出演したスピーチの達人もいらっしゃいました。

ここではざっと概要を紹介します!


speaker1

トップバッターは代表のポールZジャクソン。

タイトル:AIN NEWS

ここまでのAINの経緯を簡単に説明。ユーモアたっぷりのスピーチだった。

SPEAKER2

KAT KOPPETT.ビジネスコーチ&コンサルタント。ビジネスパーソン対象の応用インプロ著書もある。

タイトル:Listening3.0

今回は「聞く」ということについて。目の覚めるのようなシャープな論点だった。

SPEAKER3

オランダ人のANNE-MARIE STEEN.

タイトル:Agents of Play on a Mission.

TED✖️ダブリンにも出演したことがある。彼女のメインテーマ「PLAYFUL」についてのスピーチ。楽しさの中に、明確なメッセージが込められていた。



SPEAKER4

Patrick Short。「コメディスポーツ」の創始者。

タイトル:Rebranding our own company。コメディスポーツをどのようにブランディングしてきたかという話。こうやってカンパニー運営に人生をかける人がいるから広まっていくんだなぁ〜と感じた。

SPEAKER5

Andy Middleton。

年間7500人の人たちを対象に、自然の中でワークショップをすることで環境問題に関する教育を行っている。タイトル:Wild about Improv

SPEAKER6

Isolde Fischer。ドイツでインプロカンパニーを率いる女優さん。タイトル:Back to Play!

今回は、精神病患者とのワークショップの実践発表と、応用インプロを続けていくためには遊びココロ+お金のセンスが必要で、それが共存することが望ましいと発言。チャーミングなスピーチで大喝采をあびていた。



SPEAKER7

Mari T. Churtis。タイトル:Anxiety Unscripted. 

国際的なファシリテーター、カウンセラー、コンサルタント。今回は「不安」という感情をどのように扱ったらいいかについて、簡潔で解りやすいレクチャーだった。

SPEAKER8

Andrew Tarvin。

タイトル:Disadvantages of AI.ベストセラー作家&エンジニア。TEDにも出演したことのあるめちゃくちゃスピーチがうまい人。雑誌「フォーブス」や「ウォールストリートジャーナル」でも執筆。応用インプロの欠点について明確に記しながら、逆に応用インプロの良さを語るという凄腕スピーチだった。

 

SPEAKER9

Neville Bharuchaムンバイ出身。タイトル:How to use Improv to Improve the atmosphere and love problems. 若いエネルギーで、パワポなしでの熱演。27歳でこんなに堂々とスピーチできるなんてすごい。後半は参加者がグループに分かれて、自分が学んだゲームをシェアする時間になった。シェアリングがコミュニティを強くする。



SPEAKER10

絹川友梨。タイトル:What's the difference between Impro and Scripted acting? 

いま研究している内容の中から、インプロと台本演劇を見た観客の印象評価について。英語はめちゃめちゃだったけど、TALKSの中で一番受けたと思う〜。

SPEAKER11

Marijin Vissers インプロバイザーでエデュケーター。今回は障害のある子どもたちとのワークショップ実践の紹介。タイトル:Improvisatioon for Social Inclusion。めちゃ魅力的でエネルギッシュなスピーチに泣きそうになった。

SPEAKER12

Mary Jane Pories もとセカンドィティの女優さん。今は会社の社長さん。

もうひれ伏すほど面白いスピーチ。本音で語れる強さのある女性のひとり。憧れ〜!

タイトル:Teaching Impro and design thinking at College level.



Yuri's thoughts

<スピーチ前>

早朝から目が覚めて、自分のスピーチの確認。ここ2日間のトークはどれも素敵だった。テーマは自然の中の即興性/精神障害のある人たちにインプロワークをやった経験を通して、応用インプロに必要なことを語る/ワークショップのデザインについて/応用インプロの弊害についてなど。パワポもカッコよく作られていて、しゃべりにも無駄がなく、さりげなく「笑い」も入れられていて、本当にすごい!

「わたしもあんな風にやりたいんだけど」とコーチのジョンに相談。しかしジョンはこう言った。「ユリは無理して笑いを取ろうとしなくていいんだよ。自分の発表内容を誠実に伝えればそれで十分。そのままでいいんだよ」盛って盛って盛り上げたい性格の私としては、そう言われても納得がいかない部分もある。「いや、わたしはもっとできる!もっとできるようになりたい!」という向上心。しかし確かに、私のスピーチの内容は、前半は日本文化について、それにつなげて自分の研究について説明することになっているので、観客をもてなす(エンターテイン)する必要はない。それにインプロのセオリーでも「無理して笑わせようとしても滑るだけ」と言われているし。しかも「無理してやらなくてもいいや〜」という、私にとっては「だらけた」考え方をすることによって、なんとなく気がラクになったように感じた。だからそれでいいじゃないかと。

あと3時間後にはスピーチ開始。持ち時間は15分。
いや〜いったいどうなることやら。この緊張とプレッシャーを楽しんで味わっていこう!(と自分に言い聞かせている)

 

<スピーチ後>

無事にスピーチが終了。ふう〜。お客さんの反応がすごく良くて、会場が何度も大爆笑に。終わってから大勢のお客さんが「すごく良かった」と言ってくれた。なんと憧れのスピーカー達からは「インプロを研究してくれて、ありがとう」と感謝された。私はとにかく終わって良かったという気持ちしかなかったので、スピーチ予想外の大うけにビックリ。

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【報告その6_研究者たち】AIN国際カンファレンス


RESARCHERS

 このカンファレンスには少数派だけれど研究たちも集まっている。

ニューロサイエンスのMario Muellerや教育学者のChristian F.Freisleben-Teuscherなど。

 

昨日はアメリカ人のサム(ニューロサイエンス)と話をした。彼は科学者対象のインプロワークショップをやっているのだそう。理由:科学者は未知の世界を探索する。それは怖いことでもあり、失敗する可能性も高いし、リスクが伴う。探索的に研究を進めるなかで、当初の仮説(仮ゴール)が成り立たなくなり、模索する中で(不安いっぱい)、新しいゴールを見つけていく。これらは科学者が必ずといっていいほど通る道だけれど、そういった状態について科学者同士で共感的に話をすることは少ない。研究者の活動をサポートするために、インプロのワークショップは効果的だという。わたしは科学と現場に橋渡しができればと思っている。彼は科学者のサポートにインプロを応用している。領域は近いけれど、方向性が違うところがとても興味ふかい。

 

なお、このカンファレンスが終わったら、応用インプロの資料を集めて、ネット上で「ライブラリー」を形成するためのミーティング(スカイプ)が行われることになっている。

 

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【報告その5_OPENING!】AINカンファレンスINオックスフォード

いよいよ開幕!

いよいよ本格的にコンフェランスがスタート。
1)大掛かりなワークショップ(200~400人)を得意とするMat(US/この業界では有名人/素晴らしく明るく楽しいおじさん!)のワークショップで開幕。

YURI&KIKI

最前に親友のキキ。私の背後に「コメデイスポーツ」の創始者パトリックがいるよ。コメディスポーツ(シアタースポーツのパクリ?)はシアタースポーツのようにライセンス化されたらしい。ちなみにアメリカではシアタースポーツよりコメディスポーツのほうが認知度が高い。

MC

すべての司会はボードメンバーのガービーとバーバラ。ものすごくチャーミングでインプロ的な司会で素晴らしいリード。

我らのボス

AINのプレジデント

ポールZジャクソン。

温厚で寛容でお茶目な人。

この人やボードメンバーの人がらによって、この組織は人間らしく健康的なコミュニティとして存続できていると思う。

People

こんなバックをもらったよ〜!中には今回のパンフレット、ペン、ノートなどが入っていました。



YURI' THOUGHTS

AINカンファレンスでは恒例になっているこのオープニングせション。アメリカ人らしいノリで「いえ〜い!楽しいぜ〜い!」ってハイテンションでいなくてはならないので、実は私はちょっと苦手(Matt のことは好きだし尊敬しているけれども)。参加者をいい気持ちにさせる/この場に意味づけするための、誘導尋問に近い、ちょっと洗脳に近いエクササイズもあって、やはり苦手。たとえば「ここにいる誰かに”あなたは素晴らしい。あなたに出会えて良かった”と言いましょう」とか。たくさんの人がそれを私に言いに来た。でも彼らにとって私は初対面で、そんなことは微塵にも思っていない(はず)。ただ単に「言わされてる」だけ。でも参加者たちは、怖いくらいにく高揚して、イスを乗り越えて、私にハグをしてくる。かっこ付きの「人類みな兄弟」のムードに包まれている。


◉私が真面目に受け取りすぎているのだろうか?
◉人々は、こういう行為を考えもなしにやっている自分に疑問を持たないのだろうか?


私の凍った心と、周囲の熱狂のギャップが何とも興味ふかく、またまた考えさせられた。

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【報告その4_ハリポタ食堂】食事風景

ハリーポッターの世界へ!

朝/昼/晩の食事はすべてここで〜。

映画「ハリーポッター」のロケーションになった場所で。高い天井にステンドグラス。たくさんのウェイターさんが働いていて気持ちよい空間〜!

 

ここはとにかく、いろいろな人たちとお話できる大事なチャンス「今日はどのワークショップを受ける?」「昨日はどうだった?」「あなたの仕事はなに?」会話のはずむことはずむこと!そういう意味では、このカンファレンスに参加するなら、ある程度の英語力は必須です。

 


<食いしん坊さんへ>

食事の質もとても良かったです!

  • 朝はイングリッシュブレックファースト。トースト/エッグ/ベーコンなど温かいものから、シリアル/フルーツサラダ/ヨーグルトなど冷たいものまで。
  • 昼は2種類から、1つはだいたいパスタやラザニアなど温かい食事。2つ目はサラダやローストビーフなど冷たい食事。
  • 夜はコース料理で、ワインは飲み放題。食事と宿泊費はすべて込みの料金なので、いちいち会計する必要がなくて便利。

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【報告その3_ラーニング・ジャーニー】



1)ラーニング・ジャーニー

カンファレンスのプレイベントとして、2日間ワークショップが行われました。

希望者だけが受講します。


workshops

わたしはこのコースを選びました。ビジネスワークショップの新しいフレームワークを習って、自分たちでワークショップを組み立てています。いろいろ議論中。わたしのグループは、メル(アメリカ)、リリー(イギリス)、マット(スイス)、ディジオ(スペイン)、ジョン(イギリス)というメンツ。


Workshops

こちら「マインドフルネス」のワークショップ


WOEKSHOP風景


Yuri's thoughts

 今日参加したワークショップでやった様々なエクササイズ。体験している時に、どうしても「日本の人にはやれるだろうか?」と考えてしまう。スペイン人の研修講師とプログラムを作ったんだけど、流れが急すぎる。スペイン人なら、いきなり人前で演じても抵抗がないのかもしれないけど、多分日本の人たちは気持ちが引けてしまうだろうな〜。あと別グループがやったエクササイズ(輪になって、ひとりが全員とアイコンタクトをしてから、以下を言う。1)I am (自分の名前)2)I am here 3)I am enough. ) 終わったあと、みんなの感想は「人とのコネクションを感じた。ここに居ていいのだという安心感があった」などだった。でも私は強制的にやらされた感覚があり、I am enough(私はすべてを持っている)という言葉は、つまりI am not enoughと感じている人に「そうではない」ということを感じさせるという暗黙の自己啓発的メッセージが込められているように感じ、それをやらされることへの抵抗感あり、またこういうことにはカルト的な要素があるので気をつけたほうがいいのではと感じだ。また「アイコンタクト」を強要するのも、文化的違いを無視している。わたしは「ワークショップを壊したくなかったから、言われた通りにやったけど、純粋な参加者だったら不愉快だったと思う(以下その理由説明)」と言った。こういうネガティブな発言をしたのは私だけだったし、言うのには勇気がいったけれど、「誰かが言わないと」という教育的配慮が私を後押しした。凍りついた場になったけど、ファシリテーターがうまくまとめて、なんとなくいい雰囲気でワークショップは終わった。

 西欧の人たちは、一般的に自分の価値観を主張することが多い。もちろん悪気はない。わたしはそれに圧倒されて聞くことが多い。でも、こちらの考えを言わないとわたしという存在はないのと同じ。「あなたはどう?さっきからぜんぜん喋ってないけど大丈夫?」などと気を使ってくれる人はめったにいない。主張して初めて存在を認めてもらえる。まるで「意見がないと人間じゃない」みたいだ。メディテーションとか仏教とか禅とか、そういうことには表面的に興味があり、それをネタにワークショップをする人も多いけれど(最近はマインドフルネスという言葉が”流行”してて、それは西洋人の憧れでもあるんだろうけど、安易に使われている気がしてムカつく)、我々アジア人の文化を本当に理解しようとする人はここではあまり見当たらない。最近は年をとったせいか、ずうずうしくなったので、めちゃくちゃな英語で「それはおかしいと思う!なぜなら〜」と主張することができるようになった。面白いのは、わたしの「キレる」行動に対して、相手はわたしの英語をけなすわけでもなく、ちゃんと普通に会話し続けてくれるということ。つまり彼らにとっては、わたしの英語がめちゃくちゃなことや、感情的に「切れて」いることなどはあまり気にならないらしい(気にしてるかもしれないが、私には気がつかない)。むしろ好意的に受け取り「ユリは面白い」という評価さえもらい、プライベートな心の悩みなども打ち明けてくれるようになる。こういう環境でサバイバルしていくと、日本人の「こうでなくてはならない」という気遣いがだんだん意味をなさなくなり、だんだん相手がわたしの領域に、わたしは相手の領域に近づくことになる。そして最終的には共通空間が生まれて、そこで会話ができるようになっていく。そううなればしめたもので、初めて人間同士としての会話になる。「Common Space」ってやつだ。それができた人とは生涯の友達になる。そういう人たちが世界中にいる。

 それにしても「いかに聞くことが大事か」をえんえんとしゃべり続ける人や「I love people」と言ってるけど、人からの賞賛を待っている人など、言動不一致の人たちもいるだよね〜。いろいろと矛盾が見えてきて、それがすべて自分へのフィードバックになって返ってくる。「んじゃ、あなたはどうなんだ?」ってこと。人間は永遠に成長しつづけることができるんだなぁ〜。

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【報告その2_概要】AIN国際カンファレンス


カンファレンス概要

ものすごくたくさんのワークショップやトークが行われます。

ここでは概要をお届けしまーす。


1)ラーニング・ジャーニー

カンファレンスのプレイベントとして、2日間ワークショップが行われました。

希望者だけが受講します。


DAY1

8/10

この中から1つ選んで、

1日のワークショップを受けます。

 

 1)赤十字主催のHumanityについて 

2)応用インプロのイントロ 

など

 

DAY2

8/11

この中から1つ選んで、

1日のワークショップを受けます。

 

1)赤十字主催のHumanityについて 

2)応用インプロのイントロ 

3)プレイバック 

4)マインドフルネス 

5)メディテーションとアート 

6)ワークショップのフレイムワーク。

 



2) DAY1: カンファレンス開始

いよいよカンファレンススタート!


DAY1

8/11

5:00- 受付開始!

6:00-希望者のみ

  • ウォーキングツアー
  • タンゴワークショプ
  • パブで飲み会

7:00- プレイバックシアターの

        パフォーマンス

 

DAY2

7:30-朝食

9:00- オープニング

10:00- レッツプレイ!

11:00-TALKS1

12:00-WORKSHOP1

1:00-ランチ

3:00- OPEN SCPACE1

5:00- OPEN SPACE2

6:00-ウォーキングツアー(希望者のみ)

7:00-ディナー

8:30-ショー

 


DAY3

7:30-朝食

9:00-オープニングセッション

9:30-TALKS2

11:00-イエスアンド討論

1:00-ランチ

2:30-OPEN SPACE3/WORKSHOP

4:30-OPEN SPACE4/WORKSHOP

6:00-ウォーキングツアー(希望者のみ)

7:00-ディナー

8:30-パーティ、ディスコなど

 

DAY4(8/14)

7:30-朝食/ボードミーティング

9:30-オープニングセッション

10:00-TALKS3

11:30-応用演劇

1:00-ランチ

2:30-アクションセッション

3:30-クロージング



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【報告その1】AIN(応用インプロ・ネットワーク)国際カンファレンス

IMPROVISATION U

毎年行われるカンファレンス。今年はオックスフォードです!

ここでは、カンファレンスの様子をレポートします。

AIN?

AINとはインプロの考え方やスキルを教育やビジネスに応用して活動をしている人たちのネットワークです。最初はウェッブサイトからスタートして、今では5000人の登録者がいます。毎年カンファレンスが行われていて、今年はイギリスのオックスフォードで開催されました。

Places

会場はオックスフォードのキーブルカレッジ内。ハリポッターのロケーションにもなった歴史ある建物が並んでいます。宿泊も学内(いつもは学生が滞在しているところを、夏休みだけ一般に貸し出している)これは自分の部屋から見た風景。今日から4日間どんな出会いと学びがあるかな。

People

参加者はさまざま。

教育関係者、ビジネスパーソン、研究者、NGOやNPO従事者、福祉関係者、セミナー講師、コンサルタント、カウンセラー、俳優などなど。すべての人が「応用インプロ」のキーワードで集まっています。



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フィジカルなアプローチ!

インプロだとどうしても「会話」がメインになりがち。というのが西洋のインプロバイザーの問題点の一つなんです。もともとコメディアデラルテの頃は、即興演劇もフィジカルだったはず。でもなぜか今では、例えばアメリカ/カナダでは、スタンダップコメディに近い「話術」を重視するものになっています。インプロは参加する敷居が低いために、身体性を意識しなくても、口先だけでなんとなくできてしまうことも原因としてあるかもしれません。

 

ただ日本のインプロやっている人たちは、わりかし身体を意識しているし、手前味噌だけど、私は即興演劇にコンタクトインプロの人たちとの共演などで、身体的な即興表現をいろいろと紹介してきたと自負しています。インプロだって演劇なんですから、フィジカルな表現はとても大事だと思います。

 

さてロンドン・ナショナルシアター・ライブで、大好きな作品「真夜中に起こった〜The Curious Incident of the Dog in the Night-Time」が日本で上映されるようです。それに絡めて、彼らのフィジカルシーンの練習風景の映像が公開されているので紹介します。

 

どっかのインプロチームが練習して、即興でこれができるようになったらいいなぁ〜と思ってます。

インプロを体現するとは?

インプロを体験して「楽しい!」と感じた人の中には、すぐさま「私もインプロをやろう!」と考えてしまう人も少なくない。特に教員の方々。インプロの「ゲーム」を子供達にやらせようとしてしまうことは悪いことだとは思わない。ただちょっと残念だと思う。

インプロが誤解されているし、インプロの本質的な部分が使われていないからである。

以下3つの理由を考えました。

 

1)これだと「インプロをやること」が目的になってしまう。本来「インプロをやることそのもの」が目的ではなく、「インプロを通して」何を成し遂げたいか/伝えたいかの方が大事では。プログラムはアウトカム(目的)から考えて、そこから細い内容を考えるのが妥当だと思う。つまり「インプロのゲーム」は、目的を達成するためのあくまでもツール。目的でない。

 

2)インプロはステイトメントとしての学びが一番普遍的に大事だと思う。ステイトメントとは「存在」のこと。インプロには「ゲーム」があり、それは教育領域で「ツール」として使える(こともある)。しかしインプロ=ゲームではない。インプロを学ぶことによって、「自らが、即興的/創造的対応ができるようになる」ことが大事なポイント。つまりインプロは授業のネタだけではなく、「教師そもののの存在を変容/滋養/発達させることができる可能性を持っている。

 

3)楽しいことをやりたいなら、レクリエーションのゲームをやっても同じ。リクリエーションとインプロの大きな違いは、教師の存在自体がインプロ的になることで、通常の教科の授業でも、インプロ的な発想やアプローチができる可能性があるということ。

 

私はこの「即興的ステイトメント」がどのようにしたら身につくかを考えたいと思っています。

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WSレポート:ファシリテーションにおける即興性を問う_2

上野学園大学で実施された絹川のワークショップがフェイスブックで詳しく紹介されました。

ここでも文面を引用させていただきます!

 

 

 

2/27〜28に開催したワークショップ「ファシリテーションにおける即興性を問う――イエスアンドで始めるインプロ入門」の写真を掲載しました。2日間の濃密な時間を、写真で思い返してみましょう!皆さん、本当にいい笑顔です(笑顔でない写真がほとんどなかったぐらいです…)。
 さて、2日目の朝、絹川さんに「ワークショップの魅力をどうやって伝えたらいいのか」という質問が寄せられました。その答えは…? 2日目の最後に参加者の皆さんが残していった感想とともにお届けします。
 
 
【Q:ワークショップの魅力は、どうやったら伝えていけるのか】
 例えば、「共感」から入る。イエスアンドの精神。新しいことを学ぶのだと押し付けるのではなく、その人のベース(レディネス)にあわせて、こちらから提案できるようにする。大人は意味づけ・理由付けが明確でないと、難しい。意味をはっきりさせながら、相手が納得するようにワークショップを進めていく。こういう取組がでて、こういう成果もでているけれど、どうですかね?といういうように。
 同じリーダーシップでも、相手やグループによって、リーダーシップの質を変える必要がある。新人だったら、カリスマ的なリーダーシップが効果的かもしれない。成熟した集団だったら、フォロアー的なファシリテーションが良い。リーダーだったら色々と役割を演じないといけませんよねということを、ワークショップのなかで指し示していく。リーダーが間違ってもいいように、ファシリテーターだって間違ってもいい。
 危険なのは、ワークショップをすることが目的になってしまい、その先を見失うこと。ワークショップは本来はプロセスであって、その先に何かが生まれ出るもの。
 
 

【最後のコメント&感想】
▼ 「行う」のではなくて、参加者にあわせることが重要だと思った。教員も、本当は一人ひとりがファシリテーターだと感じる。一緒に体験しながら、勉強していきたい。
▼ 全体を観ていないといけない。同時に色々やらないといけないことが苦手なんだなと気がついた。気が重いけど、やっていかないといけない(笑)
▼ ミスコミュニケーションがあってもいいよと言われて、安心した。色々な立場の人に開かれた場を作ったりできたらいいなと思う。皆でやると楽しいとか、皆でやるからいいんだということを伝えていきたい。
▼ 仕事の現場で、間違っていいんだよというワークと、正しく覚えていて欲しいんだよと相手に伝えることを、どのように使い分けたらいいのかを考えさせられた。
▼ スピットファイア(前日にやったエクササイズの1つ)の場面で、言い淀んだり、堂々と考えこんだりすることも、あってもいいのかなと思った。それも日常であり、常に朗々と自分を表現できるわけではない。その点から考えると、一連のエクササイズがその場を取り繕うことを訓練するワークでないということを、どうしたら参加者に伝えることができるのだろうか。自分がわからないこと、真っ白になったことも誠実に考えこむのもいいと思うんです。
▼ 場の全体を見ているのが重要だと痛感した。意識を張っているというか、ファシリテーターが笑顔でオープンな状態でいるということが重要。
▼ 自分で決めたことに囚われないのが大切なんだと感じた。アタマでわかっているけど、一生懸命になりすぎて、相手をみているようでみていないことが起きるのは、私自身がリラックスしていないせいなのではと思った。ワークショップをやるとなると「ファシリテーターです!」というモードに入ってしまいがちだが、「〜でなければならない」というのに囚われないでいたい。
▼ こういうところにくると、すでに経験されている方と出合い、自分との考え方のギャップを感じる。それが将来の夢につながったらいいなと思った。
▼ 《意識のレベル》の2と3をよく観察しないと、ファシリテーターがやらせてる感がでてしまうのかなと思った。それをきちんと意識し、職場でも共有したい。
▼ 職場では、相手のアクションに対して興味がなかったらスルーすることもある。でも、それは相手も自分にアクションを起こさないのと同じことだなと気づいた。自分がやりたいことを主張するだけではなく、相手のことも意識して、理解していきたい。
▼ 参加者の意識の方向性をきちんと把握し、全体の状況確認をするための「リアクション」なんだと思った。相手に主体性を持たせるには、自分(ファシリテーターとして)に向かう意識の方向性を壊さないといけないなと思った。
▼ 日常生活にも役に立つことがたくさんあった。まず相手を受けいること、それは家族生活でも同じである。わかりあえないことを楽しんでみたい。
▼ エクササイズをやることを目的にしてしまうことは避けないといけないと自戒した。研修講師として、クライアントの目的にあわせなけなればならないこともあるが、そういうときにデザイン思考が役にたつと思っている。想像するよりも、まずやってみたい。
 

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