身体メンテナンス(年取ると必要になるのね〜)。

ニュージーランドで身体検査。

 

おばさんになると、若い時には心配する必要がなかったことで、いちいち心配しなくてはならないみたいです、やんなっちゃう。

 

以前に書いたことがあるのですが、私は日本で病院に行くのがすごく苦手です。むかしまだ子供が授かるかもしれない年齢のときに、緊急に行った産婦人科でものすごくひどい対応を受けてから、すっかり日本の病院に不信感を抱くようになりました。受付の冷たい対応、長時間待たされること、短く事務的な診察時間。泣いている私に冷たい視線。

 

さて。

ニュージーランドではゆったりした時間で人間的な対応をしてもらえます。だからできるだけ身体検査はニュージーランドで行います。

 

去年の秋ごろから今年の年始にかけて、修士論文の執筆中はそれはそれはひどい生活でした。数日家にこもりっきり外出せず、ずっとパソコンに向かっている生活でした。そうとうのストレスがかかっており、お風呂もろくに入らず、気を失うまで書いて、そのまま寝て、起きたらすぐにパソコンに向かうという生活。「これはそうとう身体がやられているな〜(冷や汗)」と感じながら作業をしていたことを覚えています。

 

修論提出後、「絶対的に身体のメンテナンスをしなくちゃだめだ〜これはヤバイよ〜」と思っていたのですが、なかなかできずじまいでした。老猫の介護もありましたし。

 

さて。

ここでようやく身体検査を受ける時間ができて、先週から今週にかけて、ほとんど毎日いろいろな病院で検査を受けています。

 

受けた検診内容をざっくりと。

子宮の検査(大丈夫だと思うけれど、もしかしたらガンかもしれないので)。ニュージーランドでは、そもそも先生がフレンドリーで親切。予約制なので待たされる心配もない。英語が不自由な私にも丁寧に説明してくれるし、ホームドクターとの連携ができているので、いちいち細かい情報を説明する必要なし。診察室はあったかい温暖系の色で、誰かの家にいるみたい。診察台も日本みたいに冷たいものではない。

 

いろいろ怪我や痛みの検診。

猫に噛まれた傷(見てもらったら、これが一番深刻でした)、髪の毛が詰まって固まりになっているところ(これは後日手術)。右側の背中の痛みは、なんと運動不足が原因だと!てっきり肝臓がやられているかと思った(冷や汗)。でも心配なので一応血液検査。血液検査のやり方も、看護婦さんが声をかけてくれながらやる。世間話もできる。日本だと世間話ができる雰囲気じゃないもの。

 

ちなみに、血液検査の結果は電話やメールで教えてくれます。また手続きをすれば、血液検査の結果や情報はインターネットで見ることもできます。日本だと、また病院に行かなくちゃならない。(そのために1日休まなくてはならない)。

 

加えて歯医者さん。1年かけて左下の歯をインプラントにします。私の前歯2本はすでにインプラントです。快適です。日本ではインプラントが懐疑的に言われていますが、うちの歯医者さんに言わせると、抜けてしまった歯の対応には、インプラントがベスト。それ以外のブリッジなどは安価だけれど、結局長持ちはしないから。ちなみにインプラントの料金は、ニュージーランドでは日本の半額ぐらいです。

 

この数日で何十万というお金がふっとびました〜(冷や汗)。でも背に腹は変えられない。日本だったら健康保険があるのでもっと安いでしょうけれど、日本の病院には行きたくないし。むしろお金を使った分だけ、「健康でがんばって働こう〜!」と考えるほうがポジティブに違いありません。

 

若い頃は、こんなに病院に行くことはなかったのですが、この歳になると「もしかしたら命に関わるかもしれない」という心配があるので、こんな風に検診を受けることになります。身近に急死している人もいるしね。

 

できれば元気で長生きしたいもんです。