【更新歴】(2023.12.28 update)



【NEWS&活動報告】

みなさま、いかがお過ごしですか。

絹川は、研究・大学業務・ワークショップ活動などで忙しくしております。

 ワークショップはライフワークと考えています。お気軽にお声がけください。

本HPの情報が溜まってきました。整理しなくては💦。

みなさまよい年末年始をお過ごしください。きぬゆり🤗


【終了した活動】

23年度きぬがわゼミ公演「マエストロは誰だ!?」上演終了。

23年12月7/14日に、きぬがわゼミ生15名による即興演劇の公演を行いました。学内に設置した「アイデアボックス」にいただいたお題を使って、その場で演劇を創作するスタイルです。ゼミ生の即興的な演技は、一般的に行われている「インプロ」の演技とは質が異なるもので、あらたな即興演劇の地平線を見せてくれるものだと感じました。詳しくはこちらへ「桜美林大学芸術文化学群演劇・ダンス専修きぬがわゼミ」https://www.facebook.com/groups/kinugawalab


金沢芸術村「絹川友梨インプロワークショップ」終了。

インプロ初心者、インプロ経験者、インプロを教育に活かしたい方々、演劇関係者など多くの方々にお集まりいただきました。金沢でのインプロ文化を、今後も継続的に盛り上げていきたいと願っております!


劇団「ガジラ」ワークショップ終了。

今年も、俳優さん対象のワークショップを実施しました。ワタシが俳優さんに提供できるのは、いくつか、なかなか普段の稽古では試すことのできない経験です。例えば、ツールとしての言葉にべったり着いている意味をひきはがし、自分と言葉の距離を変えることで、あらたな表現の可能性を見つける作業など。加えて今年は、創造性のメカニズムや認知心理学の知見もお伝えしました。


桜美林大たなかれいなさん卒業研究公演スタンダップコメディ「Yeah!!!」終了。

本学の卒業研究公演で、スタンダップコメディを取り上げたのは、田中さんが初めてだと思います。トークだけで60分間お客様を惹きつけ、笑わせて・泣かせて、素晴らしい公演でした。

 


はこだて未来大学「人工物の科学」でワークショップを担当。


札幌「演劇×教育」ワークショップ終了。

とても刺激的な企画でした。後日、レポートが提出されるようです。


都立大の授業にゲスト講師で登壇→受講生(60名)のみなさま、ありがとうございました!


大阪「ファシリテーター養成」講座→無事終了。

2023年3月26日(日)に「ファシリテーター養成」講座(最終回)を行いました。


福岡ワークショップ実施→無事終了。

2023年4月1-2日に、久々に福岡でワークショップを行いました。


桜美林大学佐々木明音さんの卒業研究公演「ディバイジングを考える/WSと公演」が終了。

「ディバイジング」とは集団創作のこと。カリスマ的な演出家や劇作家をもたず、俳優たちが主体的に創作する手法です。この卒研ではインプロの「イエス・アンド」の考え方を重視し、ハラスメントのない健康的かつ建設的な稽古場づくりにつとめ、創作のプロセス自体をも作品とする実験的なアプローチが行われました。このような表現方法は、今後、若いアーティストの中で行われるようになるだろうと予感しています。


豊岡市芸術文化観光専門職大学で集中講義を実施しました。

兵庫県豊岡市に1週間滞在して、芸術文化観光専門職大学の2年生32名を対象に、即興劇(インプロ)の集中授業(1日6時間!)を行いました(https://www.at-hyogo.jp/)。


いろいろ大変なこともあったのですが、平田先生や田上さんにアドバイスをいただきながら、できるだけ丁寧に取り組むことを心がけました。最終日は「ここで学んだことを使って15分で自由に構成・発表する」という課題で発表を行いましたら、現代の若者らしいユニークな作品が8つ生まれました。
学びに真摯に向かう学生さんたちの姿が印象的でした。学生さんのこれからの活躍が楽しみです!招聘くださった平田先生、常にサポートしてくださった田上さんに深く感謝します。この集中講義は、カンジヤママイムの藤倉さんとダブル講師でした。一見マイムとインプロは、異なるカテゴリーの表現形態のように見えますが、今回は2つのアプローチが絶妙に関連しあっており、私的にはとても興味深い指導内容となりました(学生さんが感知したかは不明ですが
💦)。

 

ある晩は、山内健司さんに江原河畔劇場を案内していただきました。レトロと現代デザインが素敵に融合した気持ちのよい劇場で、山内さんとお会いできたのも嬉しくて、つい深夜まで話し込んでしまいました。豊岡には素敵なものがたくさんあって、もちろん城崎温泉や城崎アートセンターにも行きたかったのですが、今回は余裕がありませんでした。次に来る時は、観光時間を確保したいと思います(どうやら井坂くんが豪邸に住んでいるらしいですし)。新幹線からの大学は、夜なのに輝いていました。


劇団「ガジラ」ワークショップでインプロしました。

演出家・劇作家の鐘下辰男さん主宰劇団「ガジラ」ワークショップに参加する俳優さんたちを対象に、インプロヴィゼーションのワークショップを行いました。ここでは台本のある演劇に役立つ即興性に焦点をあてて、さまざまな視点からエクササイズを行い、議論を重ねました。

 

台本があろうがなかろうが、舞台上の俳優は「活きる」必要があります。スタニスラフスキーシステムでもメソッド演技でも、即興的エクササイズを通して、演技を体得していくではありませんか。しかしスタニスラフスキーもストラスバーグも「即興的であるとはどういうことか」ということに関しては、あまり言及していません。それはもしかしたら即興的であることが、あまりにも日常的であり、誰にでもできることと考えらていたのではないかとも思います。もちろん日常わたしたちは即興的に生きていますので、わたしたちは即興の名人なはず。しかし舞台や稽古場で「即興でやってみて」と言われても、多くの俳優は「それは難しい」と感じているのではないでしょうか。さて、わたしは日常の即興と舞台上の俳優の即興は異なると考えています。そして舞台上で即興的であるためには「スキル(つまり練習で体得できるもの)」が必要だと考えています。長くなりましたが、このような理由で、台本のある演劇を行う俳優さんたちにも、ぜひインプロヴィゼーションのスキルを学んでいただきたいなぁ〜と考えております。


絹川ゼミ第1回公演「マエストロは誰だ!?」を上演しました。

絹川ゼミ第1期生12名が、即興劇に挑戦しました。インプロには「マエストロ」というスタイルがあるのですが、それを探究する内容となりました。学内に「アイデアボックス」を設置して、学生さんたちから広くお題をもらうなど、刺激的なアイデアが出て、絹川としても刺激的な公演となりました。


桜美林大学きぬがわOPAL無事に終演いたしました。

桜美林大学の学生さん(演劇ダンス)と一緒に、即興劇「Toi Toi Toiー過去と未来の間にうまれる、まだ誰も見たことのない演劇」は7スタージ全満員御礼にて、終演いたしました。今までにない、人を感動させる即興劇が誕生した瞬間でした。ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!


翻訳本でました:新著「応用インプロの挑戦」新曜社

応用インプロの実践をまとめた「Applied Improvisation」の邦訳です。この本が出版されて「これは面白い!日本の方々にも知ってほしい!」と思って、自らプレゼンして翻訳出版にこぎつけました。ぜひお手にとってご覧ください!


【退任のご挨拶】

Applied Improvisation Network(AIN)2020年より理事を務めておりましたが、任期終了につき退任いたしました。関係者の皆様には大変にお世話になりました。今後もAINの会員として、引き続き活動を継続してまいります。どうぞよろしくお願いいたします(2022年)


4年間勤めました「International Theatresports Institute」のアジア支部長の任期が終了しました。お世話になった皆様、ありがとうございました(2022年)。


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国際インプロ・グループ「Orcas Island Project」のメンバー。絹川も参加。
国際インプロ・グループ「Orcas Island Project」のメンバー。絹川も参加。

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